埋没法と切開法 Eyelid surgery

二重にしたい！
埋没法と切開法の違いについてご紹介

マスクをする機会が増え、当院でも魅力的な目元にしたいと二重施術を希望される患者さんが増えています。二重にできる美容整形には、「埋没法」と「切開法」があります。今回は、それぞれの施術の特徴や違いについて詳しくご紹介していきます。

埋没法

埋没法とは、まぶたの挙筋腱膜や瞼板などといった目を開ける機能に関わる組織に医療用の糸を通して二重を作る施術です。元々二重の人でも、少し幅を変えたり左右差を整えたりすることができます。

【画像：埋没法の横から見た図】

埋没法が向いている人は下記の通りです。
・切開したくない
・ダウンタイムを長く取れない
・将来的に二重幅を変えたい
・まぶたが厚くない
・皮膚がたるんでいない

埋没法のメリットは、切開法と比べてダウンタイムが短く、仕上がりが気に入らなかった場合に元に戻したり修正したりしやすいことが挙げられます。そのため、初めて二重施術を受ける方でも比較的気軽に受けていただくことが出来ます。

起こりうることとしては、糸が取れて後戻りする、糸で留めた部分の凹凸がでる、まぶたが厚い人は不自然になるなどの可能性があります。当院では美しい二重が持続するように、手術経験が豊富な形成外科専門医のみが担当します。

埋没法では糸で留める点数も重要です。当院では2～4点留めの中からお選びいただけます。何点留めがよいかは、まぶたの状態や理想のデザインによって異なります。2点留めでは直線的な二重になる可能性がある人には、丸みのあるカーブになるように3点もしくは4点留めをお勧めします。

【画像：2点・3点留め】

埋没法のダウンタイム

腫れやむくみは3〜7日間ほどあり、内出血を起こした場合は1〜2週間で消えていきます。洗顔やアイメイクは翌日からにしましょう。リスクとしては、感染、血腫などがあります。

切開法

切開法とは、まぶたを3〜4cmほど切開し、二重になるように内部組織を癒着させる処理を行い縫合することで半永久的な二重にする施術です。

【画像：切開法の横から見た図】

切開法が向いている人は下記の通りです。
・半永久的に二重でいたい
・幅の広い並行二重にしたい
・まぶたに厚みがある
・皮膚が硬い
・埋没法で糸が取れたことがある

まぶたに余分な皮膚や脂肪がある場合は、切開した際に切除することですっきりした自然な二重にすることが可能です。

【画像：脂肪取り】

切開法の大きなメリットは、半永久的な二重を作れることです。また、幅の広いぱっちりとした華やかな二重を作れるため、目元のイメージを大幅に変えることができます。もちろんナチュラルなデザインにすることも可能です。

起こりうることとしては埋没法に比べてダウンタイムは多少長くなります。また、一度切開すると修正は困難です。好みの二重幅が変わる可能性がある場合は、まずは埋没法を試すのも手でしょう。

切開法のダウンタイム

1〜2週間ほどは、強い腫れや赤み、内出血などの症状が出ます。術後数日はアイシングといって創部を冷やし、腫れ予防の内服薬を使用することが有効です。また、飲酒は術当日を含めてしばらく控えて頂き、抜糸までは激しい運動を控え出来るだけ安静にしていただくことをお勧めします。抜糸は1週間前後で行います。アイメイクは患部が落ち着いていれば、抜糸後翌日から可能です。

リスクとしては埋没法と同様に、感染や血腫などがあります。術後不安に感じることがありましたら、遠慮せずにクリニックまでご連絡ください。

個人差はありますが、軽度のむくみは術後数週間で改善していきます。その後、完全に腫れが解消し二重が落ち着くようになるまでは2〜3ヶ月かかります。切開した部分はこすらないようにしてください。傷跡は術後3ヶ月が一番赤みと硬さを伴いますが、それ以降徐々に白くなっていき柔らかくなり（古傷といわれる状態）、時間とともに薄く目立たなくなっていきます。

二重施術はCZEN GINZA CLINICまで

埋没法と切開法のどちらが適しているかは、一人ひとりの皮膚の状態や脂肪の量などによって異なります。切開法のほうが綺麗に仕上がる場合もあれば、埋没法で十分という場合もあります。まずはお気軽にカウンセリングにお越しください。

当院では「自然な美しさ」を大切にしています。元々二重だったかのような素顔に馴染むデザインを患者さんと一緒にすり合わせ、綿密にシミュレーションを行います。お悩みからご希望まで丁寧に伺いますので、安心してご相談ください。