
ボトックス BOTOX
■ シワ、ほうれい線 ■ エラ張った顔を小顔に ■ 肩のラインをスッキリ ■ ふくらはぎをスッキリ ■ ワキガや多汗症
ボトックスとは
ボトックスには「神経の働きを弱め、筋肉をリラックスさせる」という効果があります。ボトックスを使用することにより、表情によってできるシワを目立たなくする効果や、汗を抑える効果が期待できます。ボトックスを注射すると、2~3日後にはその効果が実感できるようになり、2週間くらいでピークになります。効果はそのまま3~4か月間ほど続き、その後は数週間をかけて徐々に薄れてきます。ボトックスを注射した日から半年程度、効果が持続します。(個人差があります)
ボトックス注射部位

ボトックスによる
美容効果・治療
[ シワ治療・若返り治療 ]

ボトックスを気になるシワの部位へ注入することで、その部分の筋肉をリラックスさせ、シワを目立たなくさせます。ボトックスがもつ「筋肉をリラックスさせる」という効き目を利用した施術です。老け顔の原因となる眉間やおでこ、目尻などのシワは表情ジワとも呼ばれ、表情をつくる筋肉を長年動かすことで、その筋肉は同じような緊張を繰り返しているため、だんだんと年を重ねるごとに増えたり、深くなったりしていきます。シワが深くなるとメイクでは隠せなくなりますし、シワに入り込んだファンデーションが目立つようになると、疲れた顔、老けた顔という印象を与えてしまいます。シワができた部位にボトックスを注射すると、表情をつくる筋肉はリラックスした状態となり、その上にある皮膚とともにつくられるシワが目立たなくなります。笑った時の目尻のシワや、怒った時の眉間のシワを作る筋肉がリラックスするため、シワが目立たなくなるのです。

ボトックスによるシワ治療

[ 口角リフト、
ガミースマイル治療 ]
口角リフトとは
普段から口元がへの字になっている方は、口角へのボトックス注射がおすすめです。口がへの字になっていると、暗く怒っているかのような印象を与えてしまいます。原因は、加齢で下がったり重力で下がったりしているわけではなく、筋肉の引張りが原因な場合が多いのです。その引っ張っている原因の筋肉が、口角下制筋です。この口角下制筋にボトックス注射することで、口角を下に引っ張る力が抑えられて口角がアップします。同時に口元のたるみを引き上げる作用もありますので、フェイスラインもすっきり改善してくれます。

ガミースマイルとは
ガミースマイルとは、笑ったときに上唇が上がり歯茎が大きく見えてしまう状態です。歯茎が目立ってしまうことで、思い切り笑うことを躊躇してしまう方には治療をおすすめしています。ガミースマイルの治療は、メスを一切使わずに治療するボトックス注射治療か、手術による治療法があります。手術による治療は、骨を削って行う方法と、上唇と歯茎の間を狭くする方法の2種類が代表的ですが、どちらの方法もダウンタイムや合併症や費用が高いなどといった理由で、最近ではボトックス注射での治療法を選ぶ方が増えてきました。ボトックス注射は筋肉の動きを弱める作用があるので、徐々に筋肉を委縮させていく作用もあります。ガミースマイル治療は、この作用を利用し、原因となっている上唇が上がりすぎる症状を抑緩和していきます。上唇の上げ下げをコントロールしている上唇挙筋にボトックスを注入します。
切らずに行う治療法なので、ダウンタイムがなくお手軽な治療法として人気があります。

[ エラ張り・小顔治療 ]
過剰に発達して盛り上がったエラの筋肉(咬筋)にボトックスを注射すると、筋肉の動きが抑制されます。その状態がしばらく続くと、筋肉が徐々に小さくなり、エラがほっそりして小顔効果を得ることができます。また、エラが張っている原因が骨格ではなく咬筋の盛り上がりの場合、咬筋にボトックスを注射すると、1~2ヵ月後からエラが小さくなり、フェイスラインのシャープな小顔になることが期待できます。咬筋が過剰に発達している原因の多くは歯ぎしりや食いしばりです。歯ぎしり中は常に咬筋を動かしていますので、歯ぎしりが重症な程、咬筋が過剰に発達し肥大するのです。

[ ワキガ、脇汗、
多汗症治療 ]

脇や、汗をかく部位にボトックスを注入することにより、ワキガの匂いや、汗を止める効果が期待できます。ボトックスには「神経の働きを弱める」という効き目もあり、この効果を活かして汗を抑える治療として使われます。汗は、皮膚にある「汗腺」から分泌されて(あふれ出して)きます。汗腺には、比較的深いところにある「アポクリン腺」と、比較的浅いところにある「エクリン腺」があります。「アポクリン腺」は、脇・耳の中・乳輪・陰部や肛門などにあり、べたべたした汗を出します。一方の「エクリン腺」はほぼ全身にありますが、さらさらとした水のような汗を出します。多汗症は主に「エクリン腺」からの汗の分泌が多いことが原因です。
しかし、同じ脇でもワキガは主に2種類の汗(「エクリン腺」からの汗と、「アポクリン腺」からの汗)、さらに皮膚の表面にある脂肪や、空気中の雑菌がまじりあうことで、嫌なニオイを出すようになります。例えば、暑いときに脳が「汗をかけ」という命令を出すと、その命令は神経を通じて汗腺に伝わります。すると「汗腺」にある汗の出口がゆるみ、汗腺の中に溜まっている「汗」が皮膚の外側に出てくるのです。汗が気になる部分にボトックスを注射すると、脳から「汗腺」への命令が伝わりにくくなるため、体の外へ出てくる汗が少なくなる、という仕組みです。

ワキガのメカニズム

[ 肩こり、肩すっきり
ライン治療 ]
首から肩にかけての筋肉が過度に緊張し、その状態が続き慢性化すると肩こりになります。触るとすぐにわかる通り、肩こりがある人は、首・肩周りの筋肉(僧帽筋、頭半棘筋、頭・頚板状筋、肩甲挙筋)がガッシリと硬くなっています。そんな硬くなってしまった首・肩周りの筋肉にボトックスを注射することで、すぐに肩こりを解消することができます。
治療時間は片側わずか5分程度で、痛みの根本原因がある筋肉に働きかける治療なので、マッサージなどのようにすぐに痛みやコリが戻ってしまうことはありません。一度注射すると効果は半年程度持続します。

[ ふくらはぎ・
スタイルアップ治療 ]
ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)にボトックスを注入することにより、ふくらはぎを全体的にスッキリとさせ、綺麗なラインをつくる効果が期待できます。筋肉の発達によりふくらはぎが太く、ししゃものようにポッコリと張り出している方にお勧めの施術です。ふくらはぎのライン(カーブの形や太さ)は、骨、筋肉、脂肪の3つが影響しています。筋肉は脂肪よりも落とすことが難しいため、筋肉が発達して張り出している部分は、ダイエットによるスタイルアップ効果が高くありません。そのため、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)にボトックスを注入することにより筋肉をリラックスさせることで張りを抑え、女性らしいほっそりとしたふくらはぎへのスタイルアップが期待できます。

ボトックスによる
スタイルアップ治療

[ 花粉症ボトックス治療 ]
花粉症ボトックス治療は、ボトックスの神経伝達物質(アセチルコリン)の放出をブロックする働きを応用し、鼻の粘膜の神経(副交感神経)の働きを抑制し、鼻水などの分泌を止め、花粉症の症状を軽減させる治療法です。
鼻腔にボトックスを注入するだけで、施術を受けた当日から不快な花粉症の症状が治まります。マスクを着けなくて済みますので、化粧崩れなどを気にせず通常通りの生活を送ることが可能です。鼻汁だけでなく、目の痒みも多少軽減させる効果があります。鼻炎薬特有の口や鼻の乾き感、眠気やだるさがでないため、仕事や勉強、車の運転など、日常生活に支障をきたす心配がありません。花粉症の症状が出てからも治療が可能で、即効性があります。内服薬のように、花粉飛散1カ月前から飲み始める必要がありません。施術数時間後から効果があるため、結婚式や大切なプレゼンなどの前にもおすすめです。

2つの治療方法

ボトックスの安全性
ボトックスは、美容医療の一つであるシワ取りやワキガ治療などで注目されていますが、薬剤としては「眼や顔面への治療」という目的で使用され始めた医薬品です。つまり、安全性が高いという面があります。眼科で使用する医薬品としては、左右の眼がそれぞれ違う方向を向いてしまう「斜視(しゃし)」に対して、ごく少量のボトックスを注射することで眼の動きを調整する効果が期待されました。やがて、まぶたがピクピクとケイレンしてしまう「眼瞼痙攣(がんけんけいれん)」の治療薬として、さらには顔面の痙攣に対する治療薬として発展してきました。現在では、世界80か国以上の国で治療薬として使用されています。
当院の使用薬剤
[ ボトックスVISTA ]

ボトックスビスタは日本で唯一、厚生労働省が承認したボツリヌス治療製剤です。日本の基準での有効性、安全性が評価され、厳しく品質管理されています。ボツリヌス菌からつくられますが、製剤の有効成分は菌ではないため、体内で増殖することはありません。
ボトックスVISTAの症例

料金案内
ボトックスの料金表は下記よりご覧いただけます。